ACM-ICPC 2017 Asia Tsukuba Regional に参加しました
ACM-ICPC 2017 Asia Tsukuba Regional | 国際大学対抗プログラミングコンテスト2017アジア地区つくば大会
ACM-ICPCというプログラミングコンテストの国内予選を通過したので、アジア予選に参加してきました。 私はSyntaxSatoというチームのメンバーとして参加しました。また、自分の大学からはもう1チーム(Up to you)が参加しました。 アジア予選に参加するのは初めてだったので、色々と不安な部分もありましたが、特に困る事無く、大会期間を過ごすことが出来ました。
1日目
1日目は、エクスカーション、リハーサル、歓迎会が行われました。エクスカーションはJAXAへ。
JAXAでの思い出
熱いメッセージ pic.twitter.com/vdCIR0clVx
— 鍋食べたいbot (@__imulan__) 2017年12月16日
ハードウェアを制御するようなプログラムを書くみたいな経験が無いのですが、バグった時に実害で出る可能性があるということを考えただけで恐ろしいことだなと思うなどした
リハーサルではうちのチームは次のようなことをしていました:
- geditの設定
- TLE、MLEがどんな感じで出るか(MLEはなく、RUNTIME ERROR扱いですが)
- sample inputをwgetで一気に持ってくるやつを書いてみる
- C++だけじゃなくてpythonも書いてみる*1
普段括弧の補完がある環境をつかっていたため、geditは辛かった(話によるとEclipseは括弧の補完あるらしい、それだけでも使う価値ある)
歓迎会ではチーム紹介などが行われ、うちのチームは早く終わらせることを意識しすぎた結果、どこの大学から来たかという情報が完全に欠落した(スライドにも書き忘れた)
2日目
2日目は、コンテスト本番でした。
解いた順番としては、BACIGの5完で、12位でした。
チーム方針として、1問に対して2人が触るような形になっていて、コーディングも問題によって結構分散していた(自分はAとCとGを書いた)。 D以降の難易度がランダムということもあり、ABCまでが終わった段階で次にどれに手を付けるかの見当をつけるために、幾何っぽいの以外をとりあえず見て、どれがいけそうかを考えた。自分の実力がアレなのもあって、まず問題を読んだ時に適切に難易度を推定するのはかなり実力がないと厳しいという感じで、なかなかそこも難しいなと感じたりしました。
GでWAを出さなかったので、それが通った時はかなりいい気分になった(逆にWAが出てたら、絶対にデバッグが闇になるのが見えてたので、考えたくない)。
感想
国内予選の順位からして、12位はかなり健闘だったと思います。 5時間セットを何回か練習していったのはかなりいい練習だったのではないかなと思います。これからも、学内でああいう練習会をコンスタントにやっていけるといいですね。というかやりましょう...
筧先生と少し話した時も仰ってましたが、やはり継続的に参加者が出て来ることはかなり重要に見えるので、後輩が続いていくといいなあという気持ちです。*2
いかにも引退しそうな雰囲気ですが、個人としては来年も参加権があるので、参加していきたい(ただ、このチームとして出るのはもう不可能なので、残念です... )。
来年もこの参加記を書けることを願って、今年の参加記はおわりです。