裏紙

ほぼ競プロ、たまに日記

ACM-ICPC 2016 国内予選 に参加しました

そもそもACM-ICPCって何って方はここを見てください(http://icpc.iisf.or.jp/2016-tsukuba/?lang=ja).

チーム決め

4月くらいには,メンバーが集まり,この3人で出ようということになっていたと記憶しています.3人とも学部4年でしたが,ICPCに参加するのは初めてでした.

これは去年の話ですが,私個人としては出てみようかなと思っていたのですが,去年はちょうど国内予選の日の5限に中間試験があり(この試験とはICPCとも縁の深いあの先生の「言語処理系」の試験で,なぜ被せてしまったのかという気持ちにはなるが),時間が丸かぶりだったので(多分先生に頼めば別日で受けさせてもらえたと思うけど)人脈の少ない私は試験をずらしてもらってまで参加しようというメンバーを集めることができなかったという悲しい過去があります.

練習

4月の下旬頃から.週に1,2回,14時~18時くらいに集まってゆるい感じで問題を一緒に考えるみたいなことをやってました.そのときは「問題セット」を「時間を決めて」やる感じではなく,1日も2,3問をやるような感じでした.

あとは,初参加だったということもあり,模擬国内には2回とも参加しました.ジャッジシステムがほかのコンテスト(私が普段参加しているAtCoder,topcoder,Codeforcesとか)と比べて全く違う提出の方法なので,初めて参加するチームにとって本番と同じシステムをつかった模擬国内は非常にありがたかったです.当日にもリハーサルの時間が設けられますが,模擬国内をやっていると当日は「ああ,アレか」という感じになってリハーサルの段階で神経をすり減らすことがなくなるので参加すると良いと思います.というか,年に1回しかこのタイプのコンテストがないので,毎年思い出す意味を込めて来年も参加できるなら模擬に参加した方が良い気がする.

本番当日

チームの動きとしては自分と他2人で担当する問題が分かれて,1問ごとに席を代わる感じ.今回は結果的に自分がABDを担当し,残り2人がCEを担当する形に.

Dまで自分たちの中では結構スムーズに来れた印象で,Eに80分以上かけたと思う.自分がDを終える前にはだいたいの方針が固まっていたようだったけど,最後までバグが取れずと言う感じで,自分も方針を聞いてこういうのは考慮してる?みたいなのを色々投げかけてみたんだけど結局4完で終わりということに.

これは終わってから2時間くらい悩んで見つかったのですが,どうやら変数の参照関係がごちゃごちゃになっていてうまく受け渡しができていなかったようです.

コンテスト後には今回自分のチームの監督を引き受けてくださった先生が監督をしていた計3チームの懇親会を開いてくださいました.監督やコーチを引き受けて下さった方々には時間を割いていただいて本当にありがとうございました.

反省

これは個人としての反省で,今回は 他人のコードのデバッグをする力がなさすぎる なあととても強く感じました.そういえば自分がChallenge/Hackがなかなかできないなあ というのとダイレクトに結びついている感じがしてとても悲しい.あとはやっぱり時間を意識するためにもうちょっとコンテストに参加したいなと思った.

私はどうやらこんなことを書いていたらしいので,あと半年でこれが達成できたら良いなと思いつつ,これからも精進します.